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大手塾運営を経験して至った「自社ブランド塾の展開」という選択肢

プロフィール:株式会社tyotto 代表取締役社長 新井光樹(24)

2016年秋に自社ブランドの個別指導塾Withdom(ウィズダム)を立ち上げ、塾・予備校の激戦区武蔵小杉にて開校から一年で生徒数70名超の教室に成長させた。

Withdomでは自身は塾長という立場で運営に関わっており、実際に教室を取り仕切るのは教室長に完全に任せている。

現在は中高生に対して予測不可能な今後の社会で自分らしく生きていくために必要な力を育む独自のキャリア教育プログラム「ProgressTime(プログレスタイム)」を全国に広めるため、塾関係者への講演等にも力を入れている。

大手塾の教室長としての活動

公教育以外で教育に関わる方法の一つとして、塾事業を行なっている会社に入社し、実際に現場の教室長として働く、というものがあります。

教室長という役職は、単に勉強を教えるのがうまいからといってなれるものではありません。

教室長は教育者であり、同時に集客や業績管理、講師や事務スタッフのマネジメント等を総合的に行うビジネスマンでなければなりません。

一般的な塾では、1教室に社員が1人常駐し、他は講師や事務というケースが多いのではないでしょうか。

生徒数が10〜30程度であれば、全員を見渡してしっかりと対応することができます。しかし、70〜150名規模の教室となると、それもかなり難しくなってきます。

150名規模の教室を運営してわかったことは、教室長の業務は多岐にわたり、その上高いレベルのコミュニケーションスキルが求められるということです。

基本的な仕事は既に体系化されている

塾というものは日本でかなり長く存在し、成熟してきています。そのため、運営のためのノウハウや、集客のためのツールも一通り出揃っています。

教育に関わりたいという想いがあり、自分が共感できる理念を掲げている塾があれば、そこに入社することで自己実現が図れるかと思います。

日々の生徒対応をしっかりと行い、必要な仕事をこなせば教室としての業績も上がり、着実にキャリアを進めて、、、という生き方も素晴らしいと思います。

「自分のやりたいこと」が既存の業界にない

一方、自分がやりたいことが既存の塾のどこでも掲げられていない場合もあります。

その理由は様々ですが、ありがちなのが、「理念そのものは非常に良いが、収益性が低いのでビジネスとして行うことはできない」という理由です。

確かに、塾業界はビジネスですので、価値を提供した対価をしっかりといただき、その利益を元にさらに価値を提供していく、というサイクルを回す必要があります。

しかし、それ以外にも、

  • 「今まではこのやり方でやってきて、生徒数も集まっているから」
  • 「生徒の満足度も高いし、売り上げも悪くないから」
  • 「新しいことに手を出して業績が下がったら困るから」

といったネガティブな言い訳をしてやりたい教育をやろうとしない人がいることも確かです。

となると、自分が良いと思う教育を提供するにはどうしたら良いのでしょうか。

入社後、結果を出して昇進し、裁量権を持ってから改革に着手する

これがまず一つの選択肢ではないでしょうか。

企業の内部から入っていき、結果を出しつつ役職を上げ、裁量権を得られる立場になってから自分の目指す教育を広めていく、という方法です。

もちろん、自分の目指している教育が所属する企業ないし塾ブランドの理念に沿っていて、業績の向上につながると判断される場合のみ可能な方法になります。

お気づきだと思いますが、この方法にはかなりの時間がかかってしまいます。また、裁量権のある立場につけるかも確実ではありません。その立場にいくまでに考えが変わってしまい、保守的になってしまうかもしれません。

年齢が上がることで守るものも増えていき、身動きが取りづらくなる、とは起業家の間でもよく言われることです。

「完全自社ブランドの塾の立ち上げ」という選択肢

株式会社tyottoでは、2016年の秋に神奈川県川崎市の武蔵小杉に中高生向けの学習塾「Withdom(ウィズダム)」を立ち上げました。

塾・予備校の激戦区である武蔵小杉エリアに塾を新規に出店し、一から自分たちの目指す教育を作り上げることは、当時多くの人から無謀だと言われたように、かなり厳しいものでした。

しかし一方で、誰にも邪魔をされずに自分の理想とする教育を提供することができます。

レイアウトや机等から始める教室の雰囲気づくり、指導に当たる講師の採用、生徒に勉強を伝えていくためのカリキュラム、そして、自分たちが提供したい「生き方」の教育「プログレスタイム」。

全てを自分の「やりたい」という想いで進めることができるのです。

目指すは「自己肯定感」を高める教育の提供

2008年に中高生を対象として行われた調査では、「自分はダメな人間だ」と思う日本の中高生はアメリカ・中国・韓国に比べてダントツに多いという結果が出ています。

自分自身を肯定する力が弱いのが、今の日本の子どもたちなのです。

Withdom、そして株式会社tyottoが目指すのは、「自己肯定感」を高める教育です。

きっかけは自らの幼少期

塾長新井は愛知県の都市部から数時間の町出身で、実家も特に裕福という訳ではありませんでした。経済状況としては、ギリギリ貧困認定されない程度です。

周りの友達が旅行をしたり、外食をしたり、ゲームを持っていることに羨ましさを感じたりすることはあっても、特に「不幸だ」という認識を持つことはありませんでした。

 

むしろ、振り返ると「生きていることに価値がある」と漠然と感じることができていました。

なぜそのように自分自身を肯定できていたのかは振り返ってもまだわかりませんが、少なくとも当時は幸せに生きていました。

当時の経験を思い出してみて、裕福とは言い難い経済状況であっても幸せだと感じていたのは「自己肯定感の高さ」があるかと思います。

「格差」は経済的なものではなく、「意識」にある

教育の格差は経済的なものにのみ拠るものではなく、「自己肯定感」によって引き起こされるものだと考えています。

裕福でなくても、塾に通えなくても、その環境下での自分に対して納得感を持ち、「肯定」することさえできていれば、人は幸せなのではないでしょうか。

自己を肯定し、前向きに行動することを続けて今に至る

新井自身、常に「自分はどうしたいか」を考えて育ち、その思考を習慣として行動し続けた結果、大学を1年で中退して教育業界に入った後も最低限自分の生活を維持しつつ、事業として目指す教育を提供することができています。

シンプルに自分の理想を発信し続けて、自ら行動し続けることで一緒に働く仲間や協力してくださる教育関係者の方も増え、今に至っています。

 

このような塾長新井の経験を軸として、株式会社tyottoでは学習塾Withdomでの教育、他塾様への導入も行なっているキャリア教育プログラム「ProgressTime」、新規開発中のアプリ等を活用して、「自己肯定感」を育む教育に力を入れています。

自己肯定感を育むための教育とは 

中高生の自己肯定感を育むためのワークを、株式会社tyottoオリジナルのキャリア教育プログラム「ProgressTime」としてまとめました。

ProgressTimeでは、生徒同士の対話を大切にし、「学び合い」を引き出すような時間を生徒たちに提供しています。

Withdom武蔵小杉校では毎週木曜日の19:30〜20:30の1時間を、全ての指導をこの時間帯には入れないようにして完全にProgressTimeの時間として取っています。

扱うテーマは「正解のない問い」

ProgressTimeで扱うのは、シンプルに「正解のない問い」です。

例えば、

  • 2045年に技術的特異点(=シンギュラリティ)を迎え、人工知能が人間の知能を越えるとき、社会はどうなっていくのかを考えるワーク
  • IoTが発達し、身の回りのあらゆるものがインターネットに繋がった世界は今よりどう便利になっていくのかを考えるワーク

 などの最先端のテクノロジーを噛み砕いて扱うワクワク感の高いものから、

  • 「宿題」はなんのためにあるか、自分たちで先生の立場に立って考えてみるワーク

という、中高生でも直感的に自分の意見を持てるようなテーマまで行なっています。

正解のない問い = 無条件で肯定できる

正解のない問いを与えるということは、どんな回答が生徒から出てきたとしてもそれをしっかりと認めて上げることができます。

今まで正解か不正解かの2択でしか判断されたことがない子たちだからこそ、自分の意見が全て肯定される経験をすることで大きく変わります。

はじめは発言に自信がなさそうにしていた子も、参加回数を重ねるごとにどんどん自信を持って自分の考えを口にするようになり、さらには周りの子の意見にも積極的に耳を傾けるようになっていきます。

「自分の意見は自信を持って言っていいものなんだ」

そんな感覚を中高生のうちから知ってもらうことに、言い表せないくらいの価値を感じています。

同じ理念を持って塾を運営されている方との交流を積極的にさせていただいています

代表新井のTwitter・Facebook等に多数のご連絡をいただいております。

時代が代わり、教育の変化が必要とされる今の時代、新しい教育を作っていこうという志を持つ方々が交流できるような場も作っていきたいと考えていますので、賛同していただける方はぜひお気軽に新井のFacebookもしくはメール(k.arai@tyotto.co.jp)からご連絡くださいませ。

教室を運営されている教室長・塾長の方も歓迎しております。

ぜひこちらからお伺いしてお話を聞かせていただけたらと思います。

ProgressTimeの他塾様への導入も行なっております

株式会社tyottoでは、ProgressTimeの法人様への提供も行なっております。

ProgressTimeのコンテンツの作り方から実際のファシリテート方法まで全てを研修という形でお伝えし、その後のサポートまでしっかりと担当させていただきます。

生徒さんに対して、今までの生徒対応では気づけなかった側面を引き出し、成長を促せるような教室運営にもつながるとの嬉しいコメントもいただいておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

塾長新井Facebook:https://www.facebook.com/i.am.araiguma

塾長新井メールアドレス:k.arai@tyotto.co.jp