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2020年 教育改革の基礎知識

教育改革とは?

教育改革とは、国が主導する教育に関する大幅な改革のことです。

小学校・中学校・高等学校・大学の全てに関わる大きな改革が、2年後の2020年からスタートすべく準備されています。

本記事では、教育改革の関連キーワードとしてよく出てくる「入試制度改革」「高大接続」なども踏まえつつ、教育改革の最新の動向をまとめたいと思います。

なぜ、教育改革が必要とされているのか?

このタイミングでの教育改革には、どのような目的があるのでしょうか。

大幅な改革を行うということは、それ相応の理由があるということです。

大きな理由の一つに、近年さらに急速な発展を遂げている「テクノロジー」があります。 

2045年、人工知能(AI)が人間の能力を超える!?

人工知能の世界的権威であり、Googleでも機械学習や自然言語処理の技術者を勤めているレイ・カーツワイル氏の著書「シンギュラリティは近い - 人類が声明を超越するとき」で、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ(=技術的特異点)」について述べています。

今のペースで人工知能が進化すると、2045年には人工知能が人工知能を生み出せるようになり、それ以降は人間の手を借りずにどんどん進化を繰り返すことができるようになります。

この人工知能の発展により、社会の様子は今と大幅に変わると予想されています。

人間が行なっている単純作業の多くは機械によって置き換えられ、最適化されるでしょう。

専門家が行なっているデータ分析やコンサルティングなどの高度なスキルも、大量のデータと機械学習によって代替されるでしょう。

人類の役に立つような発明すらも、機械によってなされてしまうかもしれないのです。

 

今、社会にはどんどん人工知能が進出してきています。スマートホンで音声認識で利用者から入力を得て、瞬時に必要な対応をしたり、車が自分で判断して駐車の操作を行なったりしています。

今までであれば人が行なっていた仕事が、「機械に奪われた」という実感なく代替されていっていることが少しでも身近に感じたでしょうか?

つまり、今ある仕事の多くがテクノロジーの進化によって次々と機械に代替されていく時代に突入しているのです。

人間にしかできない、新たな職業が生まれる!?

「シンギュラリティ」が近づいた時代で、新しく生まれる職業もたくさんあると予測されています。

ニューヨーク市立大学大学院センター教授のキャシー・デビットソン氏は、2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、今後新しくできる職業に就くだろうと予測しています。

人間にしかできない、「人らしさ」や「感動」を与えるような職業はまだまだ残ると考えられています。

将来の予測が不可能な時代で、新しい教育の必要性が高まる

このような時代だからこそ、国ぐるみで対策を打っていかなければ、職につけない若者がどんどん増えていってしまうことでしょう。

また、一時的に職につけたとしても、そこで常に上を見て学び続けていく姿勢がなければ、仕事が機械によって代替されたときに職を失うことも十分にありえます。

「大企業に入ってしまえば安泰」「日々の仕事をこなしていれば、そのまま定年まで安定して働ける」という時代は終わってしまったのです。

そこで、小学校・中学校・高等学校・大学の全てで教育を抜本的に改革することで、このような時代をたくましく乗り切っていく若者を育てる必要性が出てきたのです。

これからの時代に必要とされる学力:「学力の三要素」

これからの時代に必要とされる学力を、文部科学省が明文化して発表しています。

(1)基礎的・基本的な知識・技能
(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
(3)主体的に学習に取り組む態度

注意しなければならないのは、教育改革が行われるからといって今までのように知識を測るようなテストがなくなるのではなく、それに更に評価軸が加わるような改革だということです。

学力の三要素のうちの一つ目の知識・技能がそれに当たります。

加えて、持っている知識や技能を実際の問題に当てはめて問題解決を測るための思考力や判断力、他者と意見を交換するための表現力も重視されます。

小学校の教育はどう変わる?

小学校では「プログラミング」が必修化

小学校では、2020年からプログラミング教育が必修化されます。

プログラミングとは、コンピューター上で動くソフトウェアを作る作業を言い、具体的にはソフトウェアの画面を考えたり、操作に対してどのように動作するかをコンピューターに指示する「命令」を書いていく作業をします。

なりたい職業ランキングの上位にも、システムエンジニアが上位にランクインするくらい知名度が上がってきたのがプログラミングなのではないでしょうか。

「プログラミング」を導入するのはなぜ?

まず、プログラミングは、自ら学ぶための考え方を育てるのに非常に有効です。

ソースコードに変更を加えて動かしてみると、間違いがあったときには必ずエラーが出ます。

なぜエラーが出てしまったのか、そのエラーの原因を特定するにはどういった検証を行なったらよいのか、エラーを修正するにはどうしたらいいのか、足りない知識があるならどのように得れば良いのかなどなど、プログラミング活動で学べることは主体的な学びそのものです。

さらに、その原動力として、ものづくりの楽しさがあります。自分が作ったものが、デジタル端末の中で動く。これはとても楽しく、創造性を育むことができます。

今後の時代に必要となる学ぶ力や創造性を育てるとともに、その動機付けも十分に与えられるのがプログラミングなのです。

高校・大学の教育はどう変わる?

教育改革の中では、「高大接続改革」という取り組みがあります。 

学力の三要素を育成するためには、高等学校・大学・そして大学に入るための大学入学者選抜の3つを連携させていく必要がある、との考え方から行われるものです。

高等学校で学力の三要素を育成し、大学入学者選抜で学力を正確に評価し、大学でそれまでに培った力を更に高めて社会に送り出すという流れを作ろうとしています。

大学入学者選抜とは、今までの言葉で言うと「大学入試」です。センター試験を受験し、二次試験を受けたり、一般入試を受けたり。場合によってはAOや推薦で合格し、筆記試験を受けずに大学に合格する人もいます。

今後の大学入学者選抜は、それらの入試も大幅に変わります。

センター試験が廃止され、新たに2つの試験が開始される予定

2020年の教育改革では、昔で言う共通一次試験、今で言うセンター試験が廃止される予定です。

その代わりとなって学力を評価する指標となるのが、「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の2つです。

入学試験の改革のコンセプトとしては、テストの得点で評価する方法から、多面的に評価する方法に転換することがあります。

今までの筆記試験では測れなかった能力を測るため、試験も今までの形式ではなく、なんども受験可能にしたり、資格試験の結果を利用したりできるようになる予定です。

小学校・中学校・高等学校・大学で取り入れられる「アクティブラーニング」

アクティブラーニングとは、主体的で能動的な学習のことを広く指す言葉です。

学力の三要素をしっかりと身につけるための新しい授業スタイルとして、近年注目されてきています。

具体的には、3〜6名程度の小グループを基本として、協働作業をします。ある課題に対してグループで解決策を話し合い、一つの答えを導きだします。

この過程で、自分たちが知らない事柄について調査したり、役割を分担したり、自分の意見を発信したり、他者の意見を取り入れたりする学びが誘発されます。

アクティブラーニング型の授業はまだまだ学校や私教育(塾や予備校)では導入が進んでおらず、教育者も具体的な導入方法がわからず苦戦している状況のようです。

大切なのは、親と子が一緒に情報収集をすること

以上で述べたとおり、今後の時代は大きく変化していくことはほぼ確実なものです。

社会が変わり、それに対応するための教育が変わり、子の世代が受ける教育や入試が変わります。

このような状況の中で、自分のやりたいことを見つけ、その実現に向かっていくためには常に情報を収集し、自分たちで考えていくことが必要です。

自分の人生を自分で切り拓いて行けるような人材を目指して行動できる人が一人でも増えればと思います。 

この記事を書いた塾・予備校
Medium 2f9b4867 9b1e 4b87 ae6b f087e87f205a
〒211-0002 神奈川県川崎市中原区上丸子山王町2丁目1208-4 ノーブル武蔵小杉1F

指導は完全1対1の個別指導なので、指導中生徒は先生を独り占め。
指導では主に、
・1週間の勉強の進み具合の確認&次週の勉強計画作成
・分からない問題の解説
を行います。

また、志望校と取れる時間から逆算し、1人ひとりに合ったカリキュラムを作成します。具体的には、何を、いつまでに、どれくらいやるのかを明確にします。

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